アクアリウムをやっていると、熱帯魚の怪我や病気といったことを経験するかと思います。
我が家で飼育しているメチニスも、怪我なのか?怪我からの水カビ病の二次感染なのか?分かりませんが、明らかに異常をきたす見た目になってしまいました。
検索すると「水カビ病」が似ているものの、水カビ病は別名ワタカブリ病と言われるほど、体やヒレに白い綿状のものが現れるのが特徴らしいです。なので、今回の症状とは違うように見えます。
ということで良く分からないものの、明らかに放置して良い状態ではなかったため、隔離して治療することにしました。
今回の対応が正解だったのか分かりませんが、結論から言うと「無事復活」しましたので、同じ様な症状で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
ある日異変に気づく・・・
白いカサブタの様なものに覆われる
頭の部分が白くなってしまっているのが分かるでしょうか?
反対側からの写真がコチラです。徐々に広がるというより、気がついたらこんな状態になっていました。
参考:3日前の様子
ちなみに、これは3日前の写真なのですが、この時点ではなんの問題もなかったんですよね。
メチニスは臆病なので、ビックリすると水槽内を泳ぎ回って流木とかに、激突することがあります。その時に怪我してしまったんじゃないかな?と予想しています。
治療開始
治療1日目
水カビ病や怪我からの二次感染の可能性も考慮し、初手から魚病薬を使用することにしました。
ヒコサンZを適量添加し、
飛び出さないように水槽上部に重しを置いて治療開始です。
治療2日目
この時期は水が濁るのが早く、異臭もしていたので、
水換えは毎日行っております。
水換え後、ヒコサンZを適量添加し、引き続き様子見です。
治療3日目
カサブタになっていた部分が剥がれ落ち、とても痛々しい見た目になってきました。
水カビ病ではなく怪我っぽいかな?と判断し、この日から塩浴も開始しています。(0.5%塩浴なので、10Lに対して50g投入)
治療5日目
カサブタの部分が剥がれ落ちてしまい、肉の部分がむき出しになりました。
力なく底に沈んでいますが、ココが踏ん張りどころだと思うので、頑張ってほしい。
引き続き、毎日の水換えと0.5%塩浴は継続中です。
治療7日目
少しずつ鱗が再生してきた様で、肉がむき出しの部分は減ってきました。
底でジッとしてる時間が多いですが、治療開始時よりは動くようになってきました。
治療10日目
傷口はだいぶ目立たなくなり、順調に回復しているようです。
コチラ側も最初に比べたら、かなり回復しつつあります。
治療11日目~20日目
メチニスは水草を食べるので、餌代わりに水草を入れています。これなら水を汚しませんし、メチニスも食べたいときに食べられるので、一石二鳥というわけです。
水草を食べ尽くすほど、順調に回復しているようです。傷口もかなり目立たなくなってきました。
治療15日ほど経過した頃から、塩浴濃度を0.5% → 0.25% → 0%と数日かけて徐々に真水に慣れさせています。
治療21日目
隔離水槽内を泳ぎ回るほど元気になり、傷口の様子も問題ないようなので、水槽に戻すことにしました。
60cm水槽だと狭いんだろうな。ということで、仲間と一緒に90cm水槽にお引越ししました。
もう怪我しないでね( ˘ω˘)
まとめ
ということで、大怪我したメチニスの治療日記でした。
これが正しい方法だったのか不明ですが、無事に復活してくれてよかったです。後は時間とともに、鱗も復活してくれることを願っています。
こういう自体に備えて、隔離用水槽と魚病薬を常備しておくと安心できますね。
コメント