まずはじめに「初心者アクアリストでも飼える熱帯魚」の定義ですが、これは同じ初心者アクアリストである私が長期にわたって飼育でき、特に病気や星にならなかったお魚たちのことです。
リビングに水槽のある生活に憧れ、せっかく購入したにも関わらずすぐに死んでしまったのでは、悲しいですからね。
そんな訳で私の様な初心者アクアリストでも飼える熱帯魚10選について紹介したいと思います。
我が家では90cm水槽をリビングに設置しています。水槽や設備などについても紹介しています。宜しければご参照頂ければと思います。
マーブルグラミー
- サイズ:~12cm
- 餌:人工飼料
一番最初に購入した熱帯魚です。性格は温和というか怖がりで、人が近づくと水草に隠れてしまいます。しばらく待ってると水草から顔を出してこちらの様子を伺い、恐る恐る出てきます。ちなみに、食事の時間帯になると全く隠れません。早く餌を入れろと言わんばかりに水面付近を慌ただしく泳いでいます(笑)
ちなみに触覚をこちらにヒヨヒヨ伸ばしている時は近づいても逃げません。タッチしよう?のサインなんでしょうか?こちらも水槽に指を近づけると、触覚で水槽のガラス面越しにタッチしてきます。なんとなくコミュニケーションが取れてるような気がして、とても癒やされます。
同種間では多少小競り合いもしてますが、他の魚や小さい魚には手を出さないので混泳しても、問題ないように思います。
ゴールデングラミー
- サイズ:~12cm
- 餌:人工飼料
これは個体差なんでしょうけど我が家ではマーブルグラミーより、ゴールデングラミーの方が触覚タッチに積極的です。
グラミー同士でもすれ違ったりする時に触覚でタッチしあったり、小さい魚が近くにいる時にも触覚でタッチしようとするんです。それが見ててとてもカワイイです。コケをツマツマしてるヤマトヌマエビが背後からタッチされ、飛び上がるほどびっくりしたりする様が面白く、かわいいです。
マーブルグラミー同様、温和な性格で同種間では多少小競り合いもしてますが、他の魚や小さい魚には手を出さないので混泳にも向いていると思います。
ゴールデンハニードワーフグラミー
- サイズ:~5cm
- 餌:人工飼料
かわいい熱帯魚代表選手?体長4cmほどとゴールデングラミーに比べると小柄ながら、触覚タッチはこの子もします。ゴールデンハニードワーフグラミー同士が触覚でヒヨヒヨ触り合っている様は、いつまででも見ていられます。
性格も温和で、他の魚にもほとんど近寄っていかないですので混泳にも向いていると思います。ただし、ゴールデンハニードワーフグラミー同士は多少の小競り合いが見られることはあります。
サンセットドワーフグラミー
- サイズ:~6cm
- 餌:人工飼料
またまたグラミーです。我が家のサンセットドワーフグラミーは人懐っこさが突き抜けています。
レイアウト修正しようと手を入れたら触覚タッチ。水換えするためにプロホース入れたら触覚タッチ。水草トリミングしようとハサミ入れたら触覚タッチ。
人が近づいても、全く気にもしないで平然と泳いでいます。警戒心なさすぎて、君は野生を完全に忘れちゃってるのかい?とちょっと心配になるレベルです。
クラウンローチ
サイズ:~30cm
餌:人工飼料(沈下性フード)
野生や水族館などでは30cmを超すサイズも見られるようですが、家庭用の水槽くらいでは10cm~15cm程度にしか成長しないそうです。
とても臆病な性格なので単独飼育ではなく複数匹で飼ってあげた方が良いとのことで、我が家では90cm水槽で3匹飼っています。最大体長15cmで複数飼育が必要と考えると、水槽サイズもそれなりのものが必要になってきますね。
温和な性格で他の魚に攻撃するようなことは見たことがないので、混泳にも向いていると思います。基本的に怖がりで、ごはんの時以外は隠れてることのほうが多いですね。運が良ければ、3匹で縦に並んで水槽の底面にいる姿が見れることもあります。
コリドラス・ステルバイ
サイズ:~6cm
餌:人工飼料(沈下性フード)
水玉模様と鮮やかなオレンジ色の胸びれが美しく、人気のコリドラスです。
「アマゾン川源流の白砂」の様なサラサラの砂が、コリドラスと相性抜群とネットで見たので購入してみたのですが、写真でもそうなんですが全然白砂の方、行かないんですよね。
ずっと、大磯砂とか岩の上にいます。コリドラスが喜ぶかな?と思ったのですが、飼い主の思いは届かないものですね。見た目的には白砂敷くとキレイにはなるんですけどね。
バルーン・コバルトブルー・ラミレジィ
- サイズ:~4cm
- 餌:人工飼料
写真で見て一目惚れで買ってしまった我が家の水槽のマスコット的キャラクターです。娘たちにより「バルちゃん」と名付けられました。
体長は小さめですが、体高があって、風船のごとく丸々としていて、とても愛嬌のある見た目の熱帯魚となっております。
体型のせいで泳ぎが苦手そうで、餌の争奪戦には負けがちです。ちゃんと餌が行き渡っているかどうかだけはチェックしてあげた方が良いと思います。
ラミレジィ同士では少し小競り合いが見られますが、他の魚へ攻撃しているような様子は見られませんね。他の魚からいじめられてる様子もなくため、どんどん膨らんでいってる様な気がします。🤣
ゴールドヘッド・コバルトブルー・ラミレジィ
本魚の取り扱いは無いようなので、類似魚種のリンクを張っておきます。
- サイズ:~6cm
- 餌:人工飼料
こちらも我が家の水槽のマスコット的キャラクターで、バルちゃんと人気を二分しています。
娘たちにより「ラミちゃん」と名付けられました。バルちゃんといい、ラミちゃんといい同じ様な名前の付け方。次にラミレジィの種類が増える時に、きっと改名が必要になると思います(笑)
性格は若干攻撃的で、同種のラミレジィにはたまにちょっかいを出しています。ただ、グラミーやテトラには関心が無いようなので、そのあたりとの混泳は問題ないように思います。
レッドファントムテトラ
サイズ:~5cm
餌:人工飼料
赤色の魚で水草水槽に入れると、とても良く映えますね。イメージ的にはもっと鮮やかな赤色かと思っていたのですが、結構ダークな赤色です。(飼育者の腕が悪い説もありますが・・)
性格も温和で他の魚に攻撃するようなこともなく、混泳向きの魚だと思います。こういう小さい魚の修正なのか、水換え時などは同種で集まってジッとしている様子が観察できます。
オトシンクルス/オトシンネグロ
- サイズ:~5cm
- 餌:不要(水槽内のコケ)
水槽のコケ取り要因として人気のオトシンクルスとオトシンネグロです。写真のように水槽の内壁や水草の葉などに張り付いて、表面についてコケを食べてくれます。
我が家は90cm水槽にオトシンクルス:6匹、オトシンネグロ:6匹入れてますが、全然コケの方の勢いが勝っております。これ以上入れて苔が無くなり、オトシン達が餓死してしまっては可哀想なので、今後も12匹で頑張ってもらうことにします。
ちなみにオトシンクルスより、オトシンネグロの方がコケ取り能力は上らしいです。
また、他の魚には全くと言っていいほど興味が無いので混泳向きだと思います。
番外編:ヤマトヌマエビ
サイズ:~6cm
餌:不要(水槽内のコケ)
コイツは魚じゃないので、番外編ということで紹介です。
オトシンクルス/オトシンネグロと同じく、水槽内のコケ取り要因として非常に重宝されています。ただ、びっくりすると水面からジャンプして外に飛び出してしまう恐れがありますので、水槽には蓋をしてあげた方が良いでしょう。
水合わせして水槽に移す時にも3匹ほど飛び出しました。中々のジャンプ力です。慌てず、手で優しく掬って、水槽に入れてあげれば大丈夫でした。
90cm水槽ですが現在25匹程度入っています。オトシン同様、こちらも入れ過ぎて餌が無くなっては可哀想なので、今後もこの人数で頑張ってもらおうと思います。
まとめ
さて、私の様な初心者アクアリストでも飼えることが証明された熱帯魚を10種類+エビ1種類を紹介させて頂きました。
90cm水槽なので色んな種類を混泳させていますが、それよりも小型水槽であれば魚種をもっと絞れば良いだけです。
リビングに水槽があるって素晴らしいです。子供は通り過ぎるたびに見てますし、妻はコーヒー片手に水槽の前に座って見てますし、そんな光景を見て私は満足出来ますし。
上手に飼えるかな?何ていう不安もありましたけど、始めて良かったと思います。
今後も初心者アクアリストながら、気ままなアクアライフを送れればと思います。
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