クラウンローチは狭い所や薄暗い所が大好きなため「水草や流木に隠れてしまい、姿が見れない!」ってことが良くあります。
それでクラウンローチが安心できているなら良いのですが、餌の時間以外、人前に出てきてくれないのは少し寂しいです。人間目線からしても「クラウンローチが狭いところに挟まっているところを観察したい。」という思いもあります。
そこで、隠れたいクラウンローチと観察したい人間の双方にとってプラスとなるよう、水槽前面に隠れ家を用意してあげようと思います。
クラウンローチの隠れ家
隠れ家が無いと
少しでも狭いところに入ろうとして、何かを訴えるようにこっちを見てきます。
流木の下も隠れ家としてはイマイチ安定せず、やはり何かを訴えている様子です。
人が通るだけでソワソワして落ち着かない様子なので、土管を入れてあげることにしました。
ソイルの上に設置すると・・・
丁度ソイルに空きスペースがあったので、そこに設置することにしました。
まずは「ボスクラウン」が入りました。そして、土管に入っているときは人が近づいても逃げないので、ゆっくり観察することが出来ます。
↑気付けばみんなでギュウギュウ詰めになっています。
↑ボスクラウンに乗っかられる形に・・・
↑時にはボスクラウンを挟み込む形に
この様に時間経過で体制が変わっていくので見ていて実に楽しいです。
コリドラスさんも困惑気味です(笑)
しかし、ご覧の通りクラウンローチが尾びれをバタバタするたびに、ソイルがどんどん抉れていきます。このままだと、水草も引っこ抜かれてしまうので隠れ家の場所を移動することにしました。
安定の大磯砂
こんな時のために作っておいた大磯砂ゾーンに土管を移動させようと思います。
やはり、最初はボスクラウンが様子を伺いに来ます。
気付けば全員刺さってました。
ちなみに、どれだけバタバタしても大磯砂なら安定しています。
土管一個だけだと、窮屈そうだったのでもう一個追加しました。
土管の中は暗いので、照明が点いていても良く爆睡しています。クラウンローチの寝姿が見たいという方は、水槽手前に土管を設置してみるというのは如何でしょうか?
まとめ
クラウンローチは薄暗くて、程よく狭いところが大好きなので、土管との相性はかなり良いと思います。土管があれば、昼間っからでも爆睡してるので「クラウンローチの寝姿が見たいのに見れない」って方にもオススメです。
土管以外にも、色々隠れ家になるものはあるので試してみると楽しいんじゃないかと思います。土管で水景を崩したくないという方は、中が空洞になっている人工流木なんかもオススメですよ。
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