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【リセット不要】藍藻駆除にグリーンFゴールド顆粒使ってみた結果

苔・油膜・藍藻対策

ついに我が家の水槽でも藍藻が発生してしまいました(´;ω;`)

これまで藍藻は発生したことが無い水槽でしたので、新たに購入した水草に混入してきたということでしょうね。

さて、見た目も悪く、ニオイの元となる藍藻ですが、除去するには概ね以下の2通りの方法があります。

  • 水槽全体をリセットする
  • オキシドールやグリーンFゴールド顆粒を使用する。

ちなみに、藍藻駆除を目的とした「水槽全体のリセット」は、水草やソイルは全て廃棄、流木や石のみならず水槽、器具、ホースなどの熱湯消毒が必要とされています(理想は乾燥までさせる)

藍藻を少しでも取りこぼすと再発するので、上記のような方法になるのですが、これは「家に出たゴキブリを退治するために、家ごと焼き払って、新築で建て直す様な話」です。

そんな訳で「水槽全体のリセット」は少々ハードルが高いため、もう少し気軽に出来る魚病薬(グリーンFゴールド顆粒)を使った、藍藻駆除にチャレンジしてみたいと思います。

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増殖していく藍藻

このドロッとした気持ち悪いのが、藍藻です。

そして、一度藍藻が発生すると、色々なところへ飛び火することで、水槽内が腐海と化していきます。

グリーンFゴールド顆粒

グリーンFゴールド顆粒で藍藻を駆除する方法

方法は簡単です。薬を規定量入れて24時間後に8割以上の換水をする。

藍藻というのはシアノバクテリアという細菌のため、グリーンFゴールド顆粒の成分により撃退できます。しかしながら、生体にもダメージが有るため、24時間後に8割以上の換水をする必要があるそうです。

では、早速作っていきましょう。90cm水槽には5gが規定量ですが、4gだけ使いました。理由としては、

  • レイアウト素材やソイルがかなり多くが入っており、水量がかさ増しされている。
  • 地震対策で水量を少なめにしている。

ため、4g(水量120L分)でも問題ないと判断しました。

粉の状態のまま、直接水槽に添加すると溶けにくいらしいなので、予め水で溶いておきましょう。

かき混ぜて溶かしていきます。

水槽にグリーンFゴールド顆粒投入

準備が整ったら、水槽に投入していきましょう。

溶かすのが甘かったのか、下層の方がもやもやしてます。

しばらくすると完全に溶けましたが、水槽の色はかなり黄色くなりますね。また、フィルター内に残っている藍藻も根絶させる必要があるため、フィルターは稼働させっぱなしです。

藍藻の状態観察

投入後2~3時間経過の藍藻

藍藻があった箇所が赤く変色してきました。

こちらも赤くなっております。

24時間経過後

24時間経過後の状態ですが、ドロッとした気持ち悪い見た目の藍藻は消滅したように思います。

こちらも藍藻は駆逐されました。

ということで、24時間経過したので80%の水換えを行います。

水槽の水温と、注水する水の水温が一致しているか確認

大量の水換えとなるため、新たに注水する水の温度に注意が必要です。

8割以上換水したはずなのですが、まだ全然黄色いです。しかし、藍藻が殲滅できたので満足です(∩´∀`)∩

生体や水草へのダメージ

生体へのダメージ

この水槽には、グーラミィ、コリドラス、クラウンローチ、ヤマトヌマエビなどが入っていましたが、どの個体も☆になることはありませんでした。

薬品に敏感なヤマトさんですら、生還しましたので生体への影響は限定的だと思います。

水草へのダメージ

オランダプラント、ハイグロフィラなどへの被害はありませんでした。しかし、浮草にはダメージがあったようで、これ以降増えなくなってしまいました。

こちらは、アマゾンフロッグピットという浮草なんですが、ご覧の通り葉の色も悪くなり、小さな葉しか出なくなりました。

増えすぎて困っていたほどのアマゾンフロッグピットが見るも無惨な姿に・・・

ひっくり返してみると、根っこが溶けて無くなっているようです。

薬浴だけが原因か不明ですが、浮草だけは薬浴前に何処かに避難させてあげたほうが良いかもしれません。

注意点

その他、ロタラ系も負担が大きかったらしく、少し溶けてなくなってしまいました。

まとめ

ということで、魚病薬(グリーンFゴールド顆粒)を用いた藍藻撃退でした。私なりのポイントをまとめると以下です。

  • 薬浴は規定量で行い、24時間後に8割以上の換水をする。
  • 薬浴時、フィルター等の器具は動かしたままで良い。
  • 可能であれば、浮草だけは避難させたほうが良い

リセットに比べて気軽に実施できるので藍藻でお悩みの方は、試して見る価値ありだと思います。

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