コリドラスと他の熱帯魚を混泳した場合の「コリドラスの餌が横取りされてしまう問題」について対処法を紹介したいと思います。
浮遊性の餌はもちろん、「コリビッツ」のような沈下性の餌を投下したとしても、コリドラスが気づく前に他の生体に殆ど食べられてしまったりと、コリドラスに餌が行き渡らないことがあります。
「それなら、多めに餌を入れればいいじゃない」という斬新な案もあるのですが、多すぎる餌は水を汚す原因になるため、この案は採用できかねます。
というわけで、コリドラスたちに確実に餌を届ける方法の1つとして、フィーダーチューブを紹介したいと思います。
フィーダーチューブ導入
参考:アリエク(AliExpress)で購入したもの
これまでは、アリエクで購入したものを使用していたのですが、安いので当然なのでしょうけど梱包も適当で品質にも難アリでした。
ガラス面に固定する製品だったのですが、到着した時点でキスゴムがかなり潰れてしまってました。
梱包も実にシンプルで、プチプチシートに包まれてるだけでしたからね。
「そりゃ、こうなるだろう」と、安物買いの銭失いをシッカリ経験したわけであります。
そして、このキスゴムが問題で、すぐにズレちゃうので、コレをもとに戻すのが非常に面倒くさかったです。
半年ほど使用した結果、「キスゴムだけで取り付ける商品は遅かれ早かれ駄目になるなぁ」ということで、水槽に引っ掛けるタイプの商品を探してみました。
AZOO パイプフィーダーセット
最終的にたどり着いたのが、こちらの商品でした。この商品を選んだポイントは以下です。
- 水槽に引っ掛けるタイプなので、キスゴムがヘタっても使い続けることが可能
- 連結チューブの数を変えることで、60cm水槽でも90cm水槽でも使用可能
全部の水槽に取り付けようと思って、3個買っちゃいました( ˘ω˘)
「アリエクとは違うのだよ。アリエクとは!」と言わんばかりの丁寧な緩衝材に入った安心の商品です。
中に入っているパーツです。
フルセットで組み立てるとこんな感じですね。ただ、「浮遊性の餌をいれるリング」と「沈下性の餌受け」を使うかはケースバイケースで判断下さい。全て組立式なので、使うも使わないもカスタマイズ自由です。
60cm水槽に取り付け
取り付けてみると、こんな感じです。
下皿をつけるとメンテナンスの時に洗うのが面倒なので、見栄え重視で下皿はつけないことにしました。
地震対策としてGEX アクアフランジを取り付けていると、かなりギリギリですね。
まぁ、収まりが悪ければ、アクアフランジの方をカットしましょう。
90cm水槽に取り付け
この商品の素晴らしいところは、パイプを連結して延長可能なところです。そして、延長パイプが標準セットに入っているのもポイント高いです。
延長パイプを全て使用すると、90cm水槽にピッタリです。90cm水槽ではなんとなく、餌受けも使ってみました。
実際に餌を入れると、こうなります。
餌投入
実際に餌を入れてみましょう。コリドラスの大好物「コリビッツ」です。
さて、低層魚に餌を届けてくれるのか?
いい感じに低層まで餌が行き渡っていますね。
沈まない餌がある場合は、スポイトで水をかけてあげるとスムーズに沈んでいきますよ。
メチニスさんには、「ひかりクレスト キャット」をあげましょう。
我が家のメチニスは、浮遊性の餌より沈下性の餌のほうが好みの様です。
餌が出てくるチューブ気に入ったようです。人の気配がすると、このチューブの前に集まるようになりました。
肝心のコリドラスも、これには思わずニンマリです。
ちなみに、このきれいな底床材は田砂と言われるものです。掃除もしやすくて気に入っています。
まとめ
なかなか良い商品に巡り合うことが出来ました。これで、コリドラスにも十分な餌を届けることが出来そうです。
ということで、コリドラスが餌を横取りされてしまう時の対処法として、フィーダーチューブを紹介しました。
コリドラスの混泳における餌問題にお悩みの方の参考になれば幸いです。
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