コケ取り生態として用いられるヤマトヌマエビですが、どの程度が適量でしょうか?
エビの数が少なすぎるとコケの勢いに追いつかず、コケ水槽になってしまいます。反対にエビの数が多すぎて苔がなくなってしまうと、オトシンクルス達が餓死してしまう。
(まぁ、エビに頼るんじゃなくてそもそも水質がって話はさておき・・・)
食べ物がなくなるのは可哀想なのでエビはかなり少なめにしていたのですが、それだとコケだらけになってしまったので、ヤマトヌマエビ追加し90cm水槽に対し30匹程度になるようにしてみました。
その結果、コケなどがどうなったか等について紹介したいと思います。
ヤマトヌマエビとは
ヤマトヌマエビは水槽のコケを食べてくれたり、食べ残しの餌も食べてくれたりと、メンテナンスフィッシュとしてとても有名ですね。
それに何と言っても、長い触覚とコケをツマツマ食べる仕草が何とも可愛らしいので、観賞用としても楽しむことが出来ます。
ただし、エビ全般ですが農薬に弱いので購入する水草は、無農薬か残留農薬処理済みのものを選んであげる必要があります。
水草はチャームで上記のどちらかを購入するようにしていますが、エビ達も☆になったりせずみんな元気にコケをツマツマしてます!
ヤマトヌマエビの最適数は?
ヤマトヌマエビの適量ですが、90cm水槽には10匹~15匹が最適と言っているサイトもあれば、50匹程度が最適と言っているサイトもあり、結構マチマチです。
まぁ、熱帯魚の数や、照明の強さ、証明時間、換水の頻度によっても左右されるでしょうから一概には言えないってことなんでしょう。
なので最初は少なめにしてコケが増えてきたら、エビを追加投入する。という風にしてやれば、苔がなくなって水草が食害にあう、オトシン達が餓死するという悲しい出来事も防げるかと思います。
我が家では、90cm水槽でヤマトヌマエビ7~8匹で頑張ってもらってたんですが、コケの勢いに追いつかず、流木や岩に加えてアヌビアス・ナナまで苔だらけになってしまいました。
ヤマトヌマエビを追加投入します
投入するエビさん達
という事で増殖する苔に対抗するため、ヤマトヌマエビさん「20匹+1割おまけ」追加です!今回購入したエビさん達は、結構サイズ大きめが入ってました。これならガツガツ食べてくれそうです。
投入直前の状態
流木にも苔が生えてしまっておりますね。さらに、岩だけでなくアヌビアス・ナナも苔だらけになっていて、だいぶ見苦しいことになっていますね。
この状態からどこまで綺麗にしてくれるか、見ていきたいと思います。
一週間後の様子
早速効果が出始めてきました。流木からはかなり苔が消えました。さらに岩やアヌビアス・ナナについていた苔も薄くなっているのが分かりますでしょうか?
二週間後の様子
流木の苔も薄くなった状態で維持できています。さらに、岩やアヌビアス・ナナについていた苔もかなり薄くなっていると思います。
3週間後の様子
変化がわかりにくいですが、流木の苔はほぼ見られなくなりました。さらに、アヌビアス・ナナの苔もかなり薄くなっている事が確認できるかと思います。
やはり、ヤマトヌマエビは苔対策には優秀ですね。90cm水槽には30匹も入れてやれば、大きくなってしまったコケに対しても有効ということがわかりました。
ヤマトヌマエビの食事編
ヤマトヌマエビさんは、コケだけでなくコリドラスタブレットも奪って食べます。しかし、手で抱えて持って行く仕草が何とも可愛らしいですよね。
とはいえ、人工飼料を食べるようになると苔をあまり食べなくなるらしいので、コケの方を食べてねと思いつつ、手で持っていくのが可愛すぎてついつい眺めてしまいます。
コリドラスタブレット食べてもいいけど、コケの方もお願いしますね。。
全部持って行っちゃだめですよ?
まとめ
ということで、90cm水槽に30匹のヤマトヌマエビを入れたらどうなるか?について紹介しました。
コケ取り生態として長く親しまれているヤマトヌマエビ。水槽に生えるコケは勿論のこと、アオミドロまで処理してくれる大変頼もしいメンテナンスフィシュです。
一方で、コリドラスタブレットを奪って食べたりと注意するべき点もありますが、その仕草も可愛らしかったりするので、コケで悩んでいる人はぜひとも導入を検討してみては如何でしょうか?
値段が安価なのも魅力ですね(ΦωΦ)フフフ…
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