死ぬまでに見たい! アメリカの秘境スポット7選

コリドラスの稚魚育成に挑戦1 オスメス判別から産卵まで

コリドラス稚魚育成

コリドラスが「上から下へ、右から左へ、もみくちゃになって泳ぎ回る行動」がみられたら、それは産卵が近いサインかも知れません。コリドラスはとても温和な性格のため混泳向きとされており、コリドラス同士とは言え、ほかの魚を追い掛け回すなんて姿は見ることはありませんからね。

そんなわけで条件が整えばコリドラスは繁殖に至りますので上記の追いかけっこや、繁殖行動であるTポジション、卵を産み付ける瞬間などについて紹介します。

繁殖/産卵する時、どういう動きをするのだろう?コリドラスが変な動きしてるけどこれは何だろう?という方の参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

繁殖に必要な条件を満たす

オスメスの見分け方

当然ながら繁殖にはオス・メスが必要です。どれだけ健康な個体であろうとも、ココだけは絶対に譲れない条件です。

ということで、判別の仕方について見ていきましょう。

判別1:体のふくらみで判断

オス:全体的にスリム
メス:全体的にふっくらと丸みを帯びている

という特徴があります。

メスの方がサイズが一回り大きくなるので、二匹並んでくれると見分けやすいです。

判別2:ヒレの形で判断

オス:腹びれが細く尖っている
メス:腹びれが丸みを帯びている

これも見分け方の特徴として挙げられていました。

購入時など、ビニール袋やプラケースに入った状態で下から見ればわかると思いますが、水槽内では非常に分かり辛いです。特に泳いでいると全く分かりません。

したがって、人が近づいただけで逃げ出してしまうようなコリドラスの場合、この見分け方は難しいと思います。

加えて、この方法ステルバイには有効ですが、アドルフォイだと腹びれはオスメスでかなり似ています(オスもメスも扇形ですが、オスにはわずかに角があるだけ)

なので繁殖を狙う場合は、5匹以上購入しオスメスが混在してることを祈るのが無難かもしれません。

繁殖行動

オスがメスを追っかけ回す

最初はオスがメスを追っかけ回すようになるので、ここで異変に気が付くとおもいます。

普段おとなしいコリドラスがメスのコリドラスを追いかけ回したり、もみくちゃになって泳いだりと明らかに普段とは違う動きをするようになりますからね。普段は臆病なコリドラスもこの状態になると、人が水槽に近づいても隠れることもなく追いかけっこしています。

必死で追いかけっこするコリドラス達と、いつも通りボーっとしているグラミー達との対比がシュールです。

コリドラスがこんなに泳ぎ回る姿は普段は全く見れないので、物珍しさもありずっと眺めていられます。

Tポジション

オスのアピールタイム?が終わり、メスがオスを受け入れるとメスは「オスのお腹」に口をつけるようになります。これがTポジションと言われる繁殖行動で、これが見られたら産卵はすぐです。

Tポジション、メスの腹びれに卵が出てきているのが分るでしょうか?

メスがオスの生殖口から精子を吸い込み、吸い込まれた精子がメスの腸内を移動し、腹ビレに抱えられた卵に放出される。という、受精方法を用いるようです。

観察した限り、ステルバイのメスが一度に産む卵の数は約4個でした。そして、この行為を何十回と繰り返すので、後半はメスもオスもかなりへばっているように見えました。

卵を産み付ける

腹びれに卵を抱えているメスです。

Tポジションが終わると、メスは卵をくっつける場所を探して水槽内をウロウロします。水草に産み付けることが多いですが、水槽のガラス面に産み付けることもあります。産み付けられる事が多かった水草は以下のとおりです。

  • アヌビアスナナ
  • クリプトコリネ

葉っぱが大きくて、しっかりした水草がお好みのようです。水草に卵を生んだ場合は水草を葉っぱごとちぎって、サテライト水槽にポイッです。

要注意なのはガラス面に産み付けられたときです。

水槽のガラス面に結構な粘着力でくっついていますので、スポイトで吸ったくらいでは取れません。加えて、出産直後の卵は非常に柔らかいですので下手に触ったり、スポイトで押したりすると潰してしまいます。

ですが、5~10分位経つと手でつまめる位の硬さになります。なので採卵する時は産卵直後ではなく、5~10分程度待ってからが良いでしょう。

以下の動画でも紹介していますが水草に卵を生む場合は、水草の下で宙返りするような体制で卵を擦り付けていきます。これはずっと観察してないと見つけるのは困難です。

それにしても、卵を擦り付けるときに胸ビレをバタバタするのがとてもカワイイですね~(ΦωΦ)フフフ…

まとめ

コリドラス・ステルバイの繁殖行動(Tポジション)や、産卵の瞬間についてまとめてみました。

水質に関しても一週間に一度、1/3の水換えを行っているだけですし、餌に関してもイトメや冷凍アカムシは与えていませんでした。ということで、ステルバイに関しては普通の環境でオスとメスを一緒に飼育していたら、いずれ産卵に至ると思います。

ただ、大変なのはこれからです。稚魚を育てようとすると、卵の状態からサテライト水槽に移動してあげる必要がありますし、毎日の餌やりやサテライト水槽の掃除など手間が増えますからね。

卵を隔離するにはどうすればいいか?稚魚を育てるにはどうすればいいか?については、以下の記事で紹介していますので、参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました