「地震大国といわれている日本において、水槽の地震対策は欠かせません( ー`дー´)キリッ」ということで、地震の際にも被害を最小限に抑える工夫について、紹介したいと思います。
我が家でもアクアリウムを始めるにあたって「地震の時どうなんの?(#^ω^)」という反対意見(主に妻)が上がっておりましたからね。
もちろん、ここで紹介する対策を講じたとしてもリスク0にすることは出来ませんが、家族を説得できるくらいの安心材料にはなるかもしれません( ˘ω˘)
今すぐにでも出来る対策もありますので、その時に向けて備えましょう。
日頃から地震に備えるポイント
水位を下げておく
鑑賞性を重視すると水はギリギリまで入れたくなりますが、そこを妥協することで最も簡単にできる地震対策です。
水槽上部から5cm程度下げておけば、震度4くらいまでであれば水はこぼれないでしょう。
石が崩れてくるレイアウトにしない
石を高く積み上げたレイアウトはカッコ良いですが、強い揺れによって石が崩れると、水槽を割ってしまうリスクがあります。したがって、地震を考慮すると石組みレイアウトは避けるか、崩れてこない対策が必要になります。
それでも、石を使いたい場合は上記のような接着剤で崩れてこないように対策しましょう。
しかし、接着剤だけでは心許ないので、「底床材を入れる」「水槽と石の間に流木を入れておく」など物理的な対策も有効です。こちらもレイアウト時に気をつけるだけなので、お手軽です。
後付けフランジを付ける
本当はフランジ付き水槽を購入することがベストだと思うのですが、フランジがあるせいで「外掛式フィルターが使えない」「LEDライトスタンドが取り付けられない」などのデメリットもあります。
したがって、LEDライトスタンドを使用している場合などは、後付けフランジで妥協せざるを得ません。とはいえ何もしないよりかは全然マシです。
この様にフランジを取り付けただけでも、水槽側面からの水漏れは軽減できます。可能なら、前面や背面にも取り付けたほうが効果的です。
GEX アクアフランジは以下の記事でも紹介を行っております。
ちなみに、もし環境が許すのであれば、以下のようなフランジ付き水槽が一番安心感があります。
水槽にフタを付ける
標準のガラス蓋では、以下のように後方にかなり大きな隙間が出来てしまいます。
そこで、先述のアクアフランジに加えて「ガラス蓋を取り付けると、水がこぼれるのをさらに軽減してくれます」
色々探してようやく見つけた「テトラ グラスアクアリウム RG-60/GA-60専用グラスカバー」というガラス蓋です。アクアフランジと組み合わせることでガラスの隙間を極力少なくしつつも、餌やりのスペースは確保できるため日々のメンテナンス性も上々です。
こちらのガラス蓋については、以下の記事でも紹介を行っております。
大きめの水槽台を選ぶ
スリムでスタイリッシュな水槽台はインテリアとしては優秀ですが、万一のことを考えるとしっかりした水槽台を使うことが大切です。プロによる組立済みの水槽はあらゆる意味で安心感が違います。
特に水槽に対して大きさに余裕のある水槽台を選べば、地震の際、水槽が動くことがあっても、水槽台から滑り落ちるというリスクを軽減することが出来ます。
この水槽台については、こちらの記事で紹介を行っております。
水槽同士を密着させない
水槽同士がぶつかると、振動や地震の力が集中し、ガラスやアクリルが割れる可能性があります。水の重みも影響し、密着していると振動が直接伝わりやすくなります。したがって、水槽同士を離して配置し、振動や地震による影響を軽減する対策が重要です。
ChatGPT先生もこの様に申しておりますが、水槽同士を密着させるのは避けるべきです。
その点、大きめの水槽台であれば、この様に前後左右に余裕を持って水槽を設定することが出来ます。
こちらの水槽台については、以下の記事でも紹介を行っております。
電源タップを床に置かない
床に電源タップを直接置くのは危険とされています。これは、地震により水漏れが発生した際に、電源タップが水に濡れてしまい漏電事故の可能性があるためです。
水槽台に強力な両面テープで取り付ける方法もありますが、私は収納場所も確保したかったためスチールラックを用いてみました。この方法でも、電源タップを床から離せるので良いと思います( ^ω^)
収納場所としてだけではなく、余った石やソイルを積んでおけば、水槽台の重心を低くすることにも役立ってくれます。
まとめ
地震による被害を少しでも減らすためのコツを紹介しました。これからアクアリウムを始めようと思っている方や、今からでも地震対策を行いたい方の参考になれば幸いです。
そうはいっても、TwitterやYoutubeを見ている限り、震度5弱以上の地震が来たら、耐えられませんし、何より水槽以外も大変なことになっていると思います。
また、地震の際、手で抑えたくなりますが60cm水槽で約70kg、90cm水槽で約200kg程度になるので支えるのは無理でしょう。大地震の際は身の安全を優先し、ご自身の安全が確保できてから水槽の対処にあたってください。
と、自分にも言い聞かせてますが、実際放置して逃げられるかはその時が来てみないと分かりません( ˘ω˘)
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