今回はBARRELから発売されている植物育成LEDの「NEO AMATERAS LED 20W」と「TSUKUYOMI BLACK EDITION 20W」の比較レビューをしてみたいと思います。
これらのLEDですが、アマテラス(天照大神)は「太陽の光をイメージしてるんだろうなぁ」と、なんとなく想像できると思いますが、ツクヨミ(月読命)となると「それって、月明かりってこと?そんな光量で問題ないの?」って気になると思います。
結論から言うと、ツクヨミも光量的には全く問題ありません(むしろ光量だけならツクヨミの方が上)が、光の見え方はアマテラスとは異なりますので、それぞれのライトで異なる点について紹介します。
個人的にアクアリウムにおいては「アマテラスの方が汎用性が高い」様に思いますが、それらの理由についても解説していきます。
また、アマテラスとツクヨミを取り付けているライトスタンドについては、こちらの記事からどうぞ
アマテラスとツクヨミの比較
スペックの比較
メーカー公式サイトより、AMATERSとTSUKUYOMIの気になる差分を抽出してみたいと思います。
NEO AMATERAS LED | NEO TSUKUYOMI LED | |
色温度 | 約5900K | 約4000K ~5000K *1 |
照度 | 18050lux | 21690lux |
PPFD | 406μmol m-2 s-1 | 507μmol m-2 s-1 |
定格寿命 | 30000hours | 20000時間 |
ボディカラー | ブラック | ブラック *2 |
*1 表記に幅がありますが、「LEDの特性上、色温度には高低のばらつきがあります」と外箱に記載があります。
*2 TSUKUYOMIはBLACK EDITIONというものもありますので、ボディカラーは統一することが可能です。
スペック的にはツクヨミの方に軍配が上がりそうですが、その分定格寿命が10000時間短くなっています。
ツクヨミ「BLACK EDITION」を選択すれば、ボディカラーについてはブラックで統一することが可能です。
本体の見た目の比較
まずは外箱です。アマテラスはキャッチコピー(その光は、太陽と同格であること。)がありますが、ツクヨミは特に無かったです。
この値段のLEDともなると、さすがに外箱や梱包も上品な作りです。
どっしりとした高級感のあるボディとなっております。
色味の比較
さて、アクアリストが一番気になるであろう、色味の比較です。
左がアマテラス、右がツクヨミです。壁に反射している色味を見ると、明らかに色の差があります。
こちらも左がアマテラス、右がツクヨミです。アマテラスが白っぽい色、ツクヨミが少し暖かみのある色となっております。
並べて比較してみましょう。左がアマテラス、右がツクヨミです。
電球を入れ替えてみました。今回は、左がツクヨミ、右がアマテラスです。
アマテラスを使用すると、白っぽくなりますが、ツクヨミをしようすると、赤みがかっているのが確認いただけるかと思います。
比較のために、2枚並べてみます。やはり、アマテラスは白っぽく、ツクヨミは赤みががっているのが確認できます。
LEDスタンドはレディオアーム2
こちら補足ですが、LEDライトスタンドにはボルクスジャパン、レディオアーム2というものを使用しております。
電源ケーブルがアーム内を取っているため、水槽上部がゴチャゴチャしません。
電源コードはアームの下から出てきます。電源OFF/ONスイッチもあります。
ご覧の通りコードもスッキリ隠せますし、色もアマテラス/ツクヨミと同じブラックですので、とてもオシャレな見た目となります。
まとめ
白砂にはアマテラスを、
大磯砂にはツクヨミを、
みたいな感じでこれらの水槽を立ち上げてみました。
ツクヨミ(月読命)っていう名前から、月明かりのような色をイメージしておりましたが、実際はそんな事ありません。そして、スペック表にある通り、ツクヨミのほうが光量は多いのでツクヨミもしっかり明るいんですよね。
ということで、
ツクヨミ は 少し暖かみのあるアマテラス
位で捉えれば良いのではないでしょうか?
最終的には好みになるのでしょうけど、定格寿命の長さも考慮すると、アマテラスで良いように思っちゃいますね( ˘ω˘)
アマテラスとツクヨミを取り付けているライトスタンドについては、こちらの記事からどうぞ
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