Youtuberさん筆頭に他の人が使っているのを見ると自分も使いたくなってしまう。そんな白系の化粧砂を使用して1年間ほど経過しました。
白系の化粧砂を用いると水槽内の光が反射するので水槽内の雰囲気を明るくなったり、コリドラスが砂に頭突っ込んでモフモフしてるのを見ることが出来たりなどのメリットがあります。
一方で汚れが目立ったり、メンテナンス時に砂ごと排水してしまったりと住宅事情によっては注意する点もあります。
ただデメリットを補って余りあるメリット（特にコリドラスのモフモフ）もありますので、これから導入しようか検討している方の参考になれば幸いです。
「アマゾン川源流の白砂」のレビュー
メリット・デメリット
まずはじめに、アマゾン川源流の白砂を使用するメリット・デメリットについて触れてみたいと思います。
- コリドラスが白砂に頭突っ込んでモフモフしてるのが見れて幸せ。
- 化粧砂として導入することで水槽内が明るくなる。
- なんとなく、上級者っぽい雰囲気の水槽になった気分が味わえる。
とまぁこんな所でしょうか？コリドラスのモフモフのメリットが大きすぎるので無視しても良いのですが、念のため些細なデメリットについても紹介しておきますと。
- フンや汚れが目立つ。
- プロホースで掃除をすると、どうしても白砂を一緒に吸ってしまう。
- 外部フィルターの吸水口が砂を吸わないような工夫が必要。
(または、こまめなメンテナンスが必要) - 餌やりの時、クラウンローチなどが激しく暴れたりすると砂が舞ってしまう。
という感じでメンテナンスのハードルが高いように思いますね。
コリドラスは低層にいるので低床はできるだけキレイにしてあげたいが、掃除しようとすると白砂ごと排水してしまう。というのがジレンマですね。
加えて、水槽の水換えで出た水はトイレか風呂場に捨てると思うのですが、砂を長期にわたって流すことで排水管が詰まったりしないのか？という点、素人ながら気になるポイントです。
ちなみに、私はプロホースを延長して自宅の庭に排水していますので自分の家が汚れるだけなので問題なしです(｀･ω･´)ゞ
ただ、それを1年ほど続けると庭がどうなるかも紹介できればと思います。
白砂を用いた敷き分けレイアウト
「敷き分け」っていうのをやってみたい！そう思い作ってみたレイアウトです。フィルターが白砂を吸ってしまうという口コミを見たので、本レイアウトでは外部フィルターの吸水口は大磯砂側になるようにしています。
10kg購入。上の写真のように敷いて5kgで十分でした。
白砂のおかげで右側の雰囲気が明るくなっているように思います。
ただ、我が家のコリドラスやクラウンローチは全然、白い砂の方に行ってくれませんでした。
コリドラスはこのへんまで来て様子をうかがっている感じで、大磯砂のほうが安心するのか、滞在時間も大磯砂９：白砂１くらいの割合でした。
クラウンローチに至っては流木の下がお気に入りスポットで、餌の時間以外はほぼココに居ました。
「低層魚の楽園になるんじゃないかな？」飼い主のそんな思いはあっさり打ち砕かれるのでした。
目立つ汚れと掃除の大変さ
ブラインシュリンプをこの白砂に向けて発射する様にしてからは、コリドラス達は白砂の上で待機していることが多くなりましたｗ
しかし、ご覧の通り白砂はフンやゴミなどの汚れがかなり目立つんですよね。
遠くから見ることによって、飼い主サイドは概ね問題解決するのですが、低層を泳いでいるコリドラスさんからすると「ちゃんと掃除しろ」となりますよね？
しかしながら、どれだけ慎重に作業しようともプロホースだと白砂ごと排水してしまうことになります。
そして、１年くらいお庭に排水し続けるとこのくらい蓄積されるようです。
自宅のお庭であれば正直それほどの量では無いので、気にしなければどうという事はありませんが、マンション等は排水場所によっては問題があるかもしれません。
水換え終わっホースを巻き取る際に、サッシのところでトントンやって水を切っているのでココにも砂が溜まってしまう様です。
ちなみに、プロホースは内経15mmのホースと接続することが出来ますので、市販のホースを購入すれば簡単に延長することが出来ます。
ポチップお庭に排水すると庭掃除も必要
ということで大掃除の日に、キレイにしていきましょう。まぁ、年に一回掃除すれば問題ないレベルだと思いますよ（ずぼら人間の感想です）
さて、しばし見て見ぬ振りしてきた白砂ですがスッキリしましたー
ちなみに白砂は全部ココに流したのですが、落ち葉がうまくカモフラージュしてくれるのか全然わかりませんね。これならまだまだ排水しても大丈夫そうです（？）
コリドラスにとっては良い環境です
ちなみに我が家の仲良しコリドラス夫婦です。
このカップルはとっても仲良しで１０回以上産卵を行っています。ひげもしっかり蓄えていて、背びれもピンと張っておりとても健康そうに見えます。
やはり、大磯砂や白砂はコリドラスにとって良い環境と言えるかと思います。
参考：白い砂といえばホワイトサンズ国立公園
話は変わりますが、白い砂といえばアメリカ ニューメキシコ州にあるホワイトサンズ国立公園がリポビタンDのロケ地としても有名ですよね？
「アマゾン川源流の白砂」を初めてみた時、私はこの国立公園のことを思い出しました。白砂の砂丘というなかなかに異質な景色を見ることが出来ます。
まとめ
ということで、コリドラス飼育にはもってこいの「アマゾン川源流の白い砂」のレビューでした。
汚れは目立ちますし、排水場所に制限がある場合、白砂のメンテナンスはとても大変だと思います。しかし、コリドラスがモフモフしてるのを眺めることが出来ますので、環境が許すのであれば個人的にはとてもおすすめです。
戸建てにお住まいの方で、庭に排水しても問題ない環境であれば導入のハードルはかなり下がるのではないでしょうか？
大磯砂と敷き分けてあげると、コリドラスも好きな方で生活できるので「どっちがお気に入りかな～」と眺めて楽しむことも出来ますよ。
ポチップ
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