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【勝者と敗者】~後編~ CCIEをEmeritusで維持することにした夫

雑記帳

前回に引き続き、宅建試験に合格した妻(勝者)と、CCIEをEmeritusで更新した夫(敗者)のお話です。

今回は後編、CCIE Emeritusで維持することにした夫編になります。ちなみに私の経歴というか、CCIE取得から現在までの流れですが、

  • 25歳でCCIE R&S #16xxxを取得
  • 26歳でCCIEを最大限活用し、現在の会社に転職
  • 20代、30代は頑張って更新していたものの、40代になってから面倒くさくなる( ˘ω˘)

「転職時には大いに役立ってくれたものの、今後転職する予定もないし、筆記試験受けるのは面倒くさい。一方、このまま失効させてしまうのは勿体ない」ということで、Emeritusで維持していくことにしました。

この記事がなぜ敗者編かというと、CCIEの維持には3年毎(以前は2年毎)に筆記試験にPassするか、CCIE Emeritusというプログラムに申し込むことによって維持するかの2通りあります。

前者は筆記試験(6万円/1回)にPassするという正攻法な訳ですが、後者は勉強無しでお金(85ドル+税)さえ払えばCCIEを維持できるため、独学で宅建試験に合格した妻氏と比べると、圧倒的敗者というわけです。
(したがって、Emeritus自体どうこうって話じゃありません)

ちなみに、CCIEとはシスコシステムズ社が提供するベンダー資格のことで、CCIE(Cisco Certified Internetwork Expert)の名の通り、エキスパートレベルの技術者の認定資格となっております。

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CCIEを10年維持すると

Emeritusになることが出来る

CCIE取得から10年経過すると、「Emeritusになれるよ!」という電子メールが送られてきます。

At the 10th anniversary of being a CCIE, CCDE or both CCIE and CCDE Cisco will send an email informing the potential eligibility for Emeritus.

Cisco Systems 公式Webサイト

Emeritus プログラムへの参加を希望するCCIEホルダーは、CCIE lab portal にある “Purchase Emeritus” タブから、申請を行う必要があります。

CCIE/CCDE’s desiring to join the Emeritus program must complete an application in the CCIE lab portal under the “Purchase Emeritus” tab.

Cisco Systems 公式Webサイト

ということで、CCIE lab portalにアクセスし、Emeritusの申請をしていきましょう。

Emeritusの申請が出来る方は、この様に “Purchase Emeritus” タブが表示されます。

“Purchase Emeritus” ボタンをクリックし、CCIE Emeritusを購入しましょう。

85ドル+税=93.50ドル 必要でした。円安の今、何気に痛い出費です(´・ω・`)

無事に購入できたようです。これで私も無事「課金CCIE」です(ΦωΦ)フフフ…

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20年経過すると課金不要でEmeritusになれる

一旦、課金CCIEになってしまうと、「今後、毎年 85ドル + 税 をシスコにお布施しないといけないのか?」と思うかもしれませんが、そこは安心してください。

Active CCIE でも CCIE Emeritus でも 20年連続で CCIE を維持していれば、”CCIE Lifetime Emeritus” というものになることが出来ます。「永世名誉CCIE」といったグレードでしょうか? そして、永世名誉CCIEになると、それ以降の 「Emeritus renewal fees (85ドル + 税)」不要になるとのことです。

Any active CCIE or CCIE Emeritus that maintains their CCIE active or Emeritus status for 20 consecutive years will be given a CCIE Lifetime Emeritus Benefit.

CCIE Lifetime Emeritus means that the holder would retain the CCIE Emeritus status for life without further Emeritus renewal fees

Cisco Systems 公式Webサイト

私の場合、17 ~ 18年 Active CCIE でしたので、後2、3回 CCIE Emeritus を購入すれば、”CCIE Lifetime Emeritus” になれて、その後は課金不要で「なんちゃってCCIE」を名乗ることが出来るわけです。。

CCIEという資格を振り返って

勉強は真面目にやった

今でこそ、お手軽に仮想Routerでラボ構成を簡単に組むことが出来ますが、当時はラボ試験の勉強のために実機を用意する必要がありました。

もう使わなくなって、子供の玩具にされるCisco 3640達

自宅にラックまで用意し、本番試験とほぼ同じ機器台数を揃えて、朝から晩までコンソールに向き合うという日々でした(笑)

もう使わなくなって、子供に踏み台にされるCCIEの本達

これらの本も持ち歩いて、電車の中や、会社での休み時間に読み漁る日々を過ごしていました。

当時を振り返って

一般的にCCIE取得に必要な勉強時間は1000時間~2000時間と言われるようですが、当時は一日中ルーター弄っていても、全く苦にならなかったので合格できたんでしょうね。今やれって言われても絶対無理です(゜∀。)

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まとめ

ということで、「CCIEをEmeritusで維持して行くことにした」という記事でした。これは悪い例として、筆記試験で更新していける方はぜひとも筆記試験で頑張ってほしいと思います。

私自身、自宅ラボを作ってCCIEを取得した苦労話や、25歳でCCIEというのは、当時珍しかったため、転職において良いアピールポイントになりました。

さらに、取得後は名刺にCCIEのロゴを入れることが出来るので、お客様からも「最低限のスキルは持ち合わせているな」と思ってもらいやすいです。

ネットワークエンジニアの方であれば、CCIEは維持しておいて損はない資格です。Emeritusでも維持しておけば、ある日の気まぐれで筆記試験にPassすれば、再度Active CCIEに復帰することが可能です。

そんな訳で、更新しようかどうか迷っておられる方、Expireするくらいなら、有料ではありますがEmeritus での維持も検討してみては如何でしょうか?

この記事を書いた人

もるもる

アメリカの大自然に魅せられた元バックパッカー、現自称アクアリスト。
一人旅がメインのブログでしたが、最近は熱帯魚のことばかり書いてます。

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