前回の記事で紹介したブセの水上育成ファームですが、実は調子に乗って2号機も並行して立ち上げ中でした。
差分は水の循環方法にあります。1号機はロカボーイを使用して水を循環させていますが、2号機はピコロカという小型のフィルターにより、これを実現したモデルとなっております。
そして、ピコロカの水ハネを利用して、霧吹きを自動化するといった設計です。
これにより、「週1程度で換水すれば良い」だけの、日々のメンテナンスは不要な水上育成ファームとなります。
1号機同様ですが、今回も目指すのは「ボルネオ島の環境を再現」です。
- 湿度80%前後
- 葉っぱの表面が常に濡れており、霧吹き不要
- カビ対策がなされていること
- 見栄えが良いこと
見栄えの要件を満たすために、今回も30cmキューブ水槽を選択しました。(水槽にしておけばブセ熱が冷めたとしても、生体飼育に転用するなど汎用性も高いですからね)
水上育成ファームに必要なもの
ピコロカ

今回の水上育成ファームのメインとなる「ピコロカ」です。

内容物はこの様になっております。

なぜこれを採用したのかというと、パーツを組み合わせる事によって、水を上部から落とすことが出来るためです。この水ハネを利用して、霧吹きの工程を自動化出来ると考えました。

オールガラス水槽とライト

今回も30cmキューブ水槽の出番です。

1号機の隣に配置することによって、ライトも使い回すことができるリーズナブル設計となっております。


水槽台下段を実に有効活用できておりますヽ(=´▽`=)ノ
ちなみに、この水槽台が気になる方は、こちらからどうぞ
ピッタリガラスフタとアクアフランジ

こちら、1号機と同様なんですが、湿度を保つために「ピッタリガラスフタ(幅30×奥行28cm)」と「GEX アクアフランジ」を使用します


スリット鉢とエアーストーン

「プレステラ 105型」は幅92mmですので、30cmキューブ水槽に3つ並べておくにはちょうど良いサイズだと思います。加えて、スリット鉢にすることによって、通水性も確保できます。

テプラ
IT企業で働いていると、必ず一回は触ったことがあるであろう「テプラ」です。字が上手い人には不要な出費ですが、、

私みたいに字が下手くそだと、圧倒的に見栄えが悪くなるので、そういう方にはテプラは必須の品ですw


ブセって本当に色んな種類があって、どれがどれだか分からなくなるんですよね( ˘ω˘)

でも、これがあれば大丈夫です。後は、このテプラの上から透明の防水テープでも貼り付ければ完璧でしょう。

ほら、見栄えが良いでしょう? 妻には「墓標にしか見えんな」と言われてしまいましたが(#^ω^)ビキビキ

ブセ水上ファーム(2号機)
ピコロカ設置

このようにピコロカを取り付けるだけで完成です。後はカビ対策として、エアレーションもお忘れなく。

ピコロカが良い感じの水流と、水が飛散る環境を作ってくれます。

これにより、水槽のガラス面は水滴びっしりですヽ(=´▽`=)ノ
アクアフランジや猫よけマットの設置

これらの設置に関しては、1号機と同じなのでそちらの記事を参照ください。
後はブセを入れていくだけ

ブセガチャしたやつだったり、


アクアフルール社の「ラマンダウ」だったり、

組織培養の「クダガン ミニラウンド」だったり、


アヌビアスとか置いちゃっても良いでしょう。

メチニスに食べられてしまった「ハイグロフィラ ピンナティフィダ」の復活場所としても使えます。

ということで、ブセファーム2号機の完成です。

湿度も80%前後を維持しており、ブセにとって理想的な環境に仕上がっております。

ということで、ブセの水上育成ファームですが、無事に2号機も立ち上がりました。
まとめ
ブセ沼にどっぷり使ってしまったブログ管理人による、ブセの水上育成ファームの紹介でした。
- 湿度80%前後
アクアフランジで密閉することで、湿度81%を達成 - 葉っぱの表面が常に濡れており、霧吹き不要
ピコロカからの水ハネにより、ブセは常にみずみずしい状態に - カビ対策がなされていること
エアレーションにより、常に空気が動いているためカビ対策も万全 - 見栄えが良いこと
ガラス水槽なので、非常に見栄えが良い(従来品より透明度アップ?)

右が3年前のノーマルアクロ、左が今回購入したノーマルアクロなんですけど、ガラスのかなり透明度上がってますよね?
そんな訳で、目標とする環境は全て達成することが出来たと思います。運用して一ヶ月ほどですが、今のところ順調です( ・`ω・´)
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