以前の記事で「フリーウォッシュ L」での水耕栽培について紹介しました。
水耕栽培していた「アヌビアスキリン」は水槽で使用することにしたため、その空きスペースを使って「ブセファランドラ クダガン」の水耕栽培を行ってみたいと思います。
さて、ブセの水耕栽培にあたって、気にしたのは以下の2点です。
- ブセが好む高湿度を維持したい。
- 霧吹きなどは行わず、この工程は自動化したい。
これが実現できれば放置するだけでブセが勝手に育っていきますからね。上手く工夫できればと思います。
ブセの株分け
ガラスポットでミチミチに生長したクダガンです。今回はコチラから株分けを行い、水耕栽培に移行したいと思います。
ガラスポットから取り出した状態ですが、ラメラメしていて、ホント美しい植物ですね。
草一本に数千円も払うって正気か?
そんな風に考えていた時期が私にもあった訳なんですが、コレはハマる人が出るのも分かります。かくいうブログ管理人もブセ沼にハマってしまい、絶賛「草活」中でございます
さて、これらのブセから株分けを行いまして、
こちらの2株で水耕栽培に挑戦したいと思います。リスク分散のために、ソイルと水苔の2パターンを用意しました。
ところで、参考までになんですが、右が新品の水苔、左が3ヶ月使用した水苔です。3ヶ月で驚きの汚さです。
「きれいな環境のほうがブセにとっても良いでしょう」ということで、水苔も交換しておきました。
では引き続き、ゆっくり育っていってね~~~
ブセの水耕栽培
フタをする:成功例
ブセにカバーを用意する
- ブセが好む高湿度を維持したい。
コレを満たすにはどうすれば良いか?に対する答えは、「ブセにカバーをすれば良いじゃん」でした。
ということで、「コレクションボックスミニ・ひな壇台座」という商品をダイソーで仕入れてきました。
そしたら、これをこうする訳です。しかし、右下の給水パイプに干渉してしまって、若干安定しない陽です。
プラスチックは熱で簡単に加工できますからね。「カッター製ホットナイフ」により切込みを入れたいと思います。
熱したカッターなら簡単に切ることが出来ます。まぁ、荒いですけど良いでしょう。
切込みを入れたことで、グラグラしなくなりました。
エアレーションを霧吹き代わりに使う
- 霧吹きなどは行わず、この工程は自動化したい。
コチラに対する回答ですが、「エアレーションの水ハネを利用すればいいじゃん」でした。
こんな感じでエアストーンを突っ込み、泡が弾ける時の水しぶきを利用し、霧吹きの代用を行うというものです。
しかしながら、このままでは水槽外に水しぶきが飛んでしまうので、背面にウールなどを詰め込みます。
これで水ハネ対策も万全です。
背面に隙間がありますが、ウールのお陰で水ハネは防げています。
数日経過後の様子
エアレーションの水しぶきにより、高湿度な環境が作れていると思います。
葉っぱの表面も常に濡れている状態なので、霧吹きなども不要でしょう。
ということで、完全放置可能なブセ育成環境が出来上がりました!!ヽ(=´▽`=)ノ
2週間経過後の様子
新芽も出てきており、経過は良好といったところですヽ(=´▽`=)ノ
ブセガチャ一回分くらいなら入ると思いますので、少量のブセを管理するには良い環境なんではないでしょうか?
フタをする:失敗例
さて、良いことばかりではありませんでした。失敗例と言うか、注意点もいくつか紹介しておきましょう。だめな例として参考にしてください。
百均行くと「失敗しても、まぁいっか」で色々と買ってしまうわけなんですが、
当然のことながら、植える容器がちゃんと収まるかは確認しましょうw 適当に買うと、こんな感じで容器が収まらず、試合終了しますw
とはいえ、どんなものでも使い道はあるものです。例えばアクアリウム用品をおしゃれに収納できたり、
CO2の小型ボンベを収めるのにはちょうど良かったりします。
「そうそう。ちょうどこんなの欲しかったんだ」
と思い込むことによって、無駄遣いなど一切していないことにしましょう
グラスなどは「ブセ」を完全に覆えるものの、水の流れをせき止めるのが怖いので却下となりました。
まとめ
ブセファランドラの水耕栽培を「フリーウォッシュ L」の上で実現するという試みでした。
当初目標としていた以下の2項目ですが、無事に達成できたといって良いのではないでしょうか?
- ブセが好む高湿度を維持したい。
→コレクションボックスをカバーとして使用することで、高湿度環境を実現 - 霧吹きなどは行わず、この工程は自動化したい。
→エアレーションの水ハネを利用することで、常に葉っぱが濡れている環境を実現
ブセは、水流などによって根っこが常に動いている環境を好むらしいのですが、外掛けフィルターの上なら文句なく水流がありますからね。
その点から言っても、ブセには良い環境なんではないでしょうか?
ということで、メーカーさんには是非とも純正オプションでこういうパーツを作って頂きたいと思いますw
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