「ブクブク(エアレーション)により水槽外への水が飛び散ってしまう。この結果、周りにカビなどが発生しないか?」といった悩みを抱えている方はいないでしょうか?
現在、外掛式フィルターを使用しているのであれば、エアーストーンを外掛式フィルターに放り込むだけで、この水はね問題を一気に解決することが出来ます。
さらに、外掛式フィルター内でエアーレーションを行うことで、バクテリアに対して十分な酸素を送ってあげることが出来るようになります。
以前に紹介したAT-50の記事をベースに、今回実施した改造方法について紹介したいと思います。
AT-50 改造 第三弾
まずは、外掛式フィルターのメンテナンス実施
前回の改造から二ヶ月ほど経過しました。
ご覧の通り、フィルターにゴミなどが詰まってしまい流量がかなり低下してしまっているので、メンテナンスをしていきたいと思います。
全部分解して、洗っていきましょう。メンテナンスが簡単なもの外掛式フィルターのメリットの一つです。
百均に売ってるこういうスポンジが大活躍します。
前回、エーハイムメックとサブストラットプロを一緒に入れたため、メンテナンスする際、この様に混じってしまいます。そこで、今回はエーハイムメックを全てネットに入れてみることにしました。そうすることで次回以降のメンテナンスは容易になると思います。
AT-50の改造開始
まずは、延長ホースと猫よけネットで土台を作ります。
続けて、この猫よけネットの下にエアーストーンを投入です。
横から見るとこんな感じです。次に、ろ材を入れていきましょう。
まずは、ネットに入れたエーハイムメックを投入します。
その上にサブストラットプロを隙間なく入れていきます。猫よけネットとエーハイムメックがうまく機能し、サブストラットプロが下に落ちるということもありません。
そして、逆流防止弁を取り付けたエアーチューブがこの位置にミラクルフィットします。また、エアーチューブは純正ろ材を入れる場所に沿って這わせると、ちょうどいい感じに収まります。
動作チェック
電源ONしてみました。まず、メンテナンスしたおかげで流量は元通りになりました。
さらに、エアレーションも良い働きをしています。これならバクテリアに対して、たっぷりを酸素を送り込めることでしょう。
上から見ても、泡がポコポコなっているのが確認できます。きっと、バクテリアも大喜び?
通常なら、この泡が破裂するときに「水はね」が発生する訳なんですが、今回は心配いりません。
この様に「蓋」ができますからね。水はね問題はこれで解決です。
AT-50なら、背面にもキスゴムが付けられます。エアーポンプは水心を使用しています。
まとめ
ということで、「AT-50 改造 第三弾」でした。外掛式フィルターにエアーストーンを投入するアイデアは、GEXパワーフィルターを参考にしました。
今回の改造によって、以下の利点があると思います。
- 外掛式フィルターにフタをすることで、エアーストーンによる水はねが防止できる
- エアレーションにより、バクテリアにたっぷりの酸素を供給できる
- エアレーションにより、チャネル現象(水は流れやすい所を流れる現象)も防止できる
ということで、個人的には「一石三鳥の改造方法」となりました。
この改造をしてから、水の透明度はかなり上がりました。やはり生物濾過は正義なようです。
AT-50の改造方法はこちらの記事で紹介していますので、よければどうぞ。
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