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【Leonardo.Ai 36】汎用性特大、Leonardo Anime XLを使ってみた

Leonardo.ai

Leonardo.Aiに実装された「Leonardo Anime XL」について紹介したいと思います。「Alchemyなし」、「Prompt Magicなし」と、少ない消費トークン数でも素晴らしいアニメイラストが生成できるようで、公式Discordの日本語コミュニティでも盛り上がっているようです。

久しぶりにイラスト生成してみましたが、Alchemyなしでこのクオリティは中々素晴らしいと思います。今後、Alchemyの無料開放があれば、このモデルで色々と試したみたいところです。

そんな訳で、公式サイトの情報も交えつつ、「Leonardo Anime XL」について見ていきたいと思います。

Leonardo Anime XL

特徴

「Leonardo.Ai」では、以下のように紹介されていました。

A new high-speed Anime-focused model that excels at a range of anime, illustrative, and CG styles.

引用元:Leonardo.Ai

アニメ特化モデルであり、さまざまなアニメ、イラスト、およびCGスタイルで優れた性能を発揮します。」とあります。Anime Pastel Dreamに続く、アニメ特化モデルということで、「無課金ユーザー(Alchemyなし)でも使えるレベルなのか?」という点でみていきたいと思います。

leonadoai.comによると、以下の説明がありました。

The introduction of Lightning XL models marks a pivotal moment for Leonardo AI, showcasing two distinct advancements: the Leonardo Lightning XL for photorealistic imagery and the Leonardo Anime XL, tailored specifically for anime-style creations. These models are at the forefront of a series of infrastructure improvements, designed to enhance the user experience by significantly accelerating the generation process, effectively doubling or even tripling render speeds.

引用元:Leonado.AI

要約すると、「Leonardo Lightning XL 及び Leonardo Anime XL は Lightning XL modelsを実装しており、非常に高速な画像生成が可能となっております。また、Leonardo Lightning XL は実写向け、Leonardo Anime XL はアニメ向けとなっております。」とのことです。

その他にも、leonadoai.comの”Pro Tips from Leonardo“にLightning XL modelsを使用するうえでの、Tipsが紹介されていましたので、簡単に列挙しておきます。

  • 最適なイラスト生成のためにはAlchemy V2を有効にすること
  • イラストは少なくとも1辺が1024pxを有している必要がある
  • ただし、上記を行うには消費トークンも大きくなる
  • Guidance Scale(Promptに従う度)は変更不可(Lightning XLモデルを使用する際の制限)

1辺が1024pxということなので、縦か横のいずれかのサイズを1024以上にする必要があるということですね(512 x 512 や 768 x 768 などは安定しないという事だと思います)

Leonardo Anime XLで、キレイに画像生成が出来ないという方は、生成画像のサイズを確認してみてください。

作品例:アニメイラスト

被写体の種類

よく見かけるAIイラストらしい?絵を生成することも出来ますし、プロンプトを少し変えてあげると、

実写(3D CG)に寄せることも可能なので、人物生成に関してはかなり汎用性が広いと思います。

縦向きだけでなく、1辺のサイズを1024pxになるように心がけると横向きでもキレイな画像が生成できます。

絵の作風のプロンプトに関しては以下の記事を参考にどうぞ。

表情の種類

表情の学習データも豊富なようで、概ねイメージ通りの表情を生成することが出来ます。

表情のプロンプトに関しては以下の記事を参考にどうぞ。

作品例:風景画像

「Leonardo Anime XL」で一番感動したのが、風景画像の学習データの豊富さです。

グランドキャニオン国立公園
ヨセミテ国立公園
イエローストーン国立公園
マウントレーニア国立公園

元バックパッカーの筆者にどれも「懐かしい!!」と思わせる素晴らしい再現度です。恐らく、アメリカの有名どころの国立公園などはかなり忠実に再現してくれると思います。

その他にも、「存在するなら行ってみたい!」そんな空想の風景を作ってみました。楽しすぎてトークン消費が止まりません( ˘ω˘)

作品例:その他

その他、「Leonardo Anime XL」を使って様々な画像生成を行ってみました。

テーマ:月と太陽
テーマ:悲しみの冥王星
テーマ:闇夜の魔王城
テーマ:神降臨
テーマ:旅館
テーマ:空母

このモデル素晴らしすぎて、とても紹介しきれないほど何でも生成できちゃいます!

作品例:女の子イラストと背景の組み合わせ

アメリカの国立公園を始め、様々な背景で生成した女の子イラストです。

作画も安定しており、かなりプロンプトを忠実に再現してくれます。

プロンプトの指定方法に関しては以下の記事を参考にどうぞ。

まとめ

ということで、アニメ特化の万能モデル「Leonardo Anime XL」を使ってみた感想です。

  • アニメや 3D CG でも生成できる幅が広い
  • 背景の学習データに関しても豊富で、Anime Pastel Dreamよりも再現度が高い
  • 1辺のサイズを1024pxにする必要があるのが注意事項
  • Alchemyと組み合わせて使用することが推奨されている

「Leonardo Anime XL」だけでも十分キレイなのに、Alchemy V2 + Alchemy Refiner で 作成したらどれほどの画質になるのでしょう。

無料でも十分楽しめますが、一ヶ月だけでも課金してみると色々と分かることがあるかもしれませんね。

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