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【Leonardo.Ai 12】Seed値を使い、お気に入りの画像を再現する

Leonardo.ai

「気に入った画像をRemix機能で真似してみようとしたら、思っていたものと違ってガッカリした」という方、そういう時はSeed値の出番です。

Seed値とは、簡単に言うとAIイラスト生成の疑似乱数として使用される値のことです。通常、画像生成のたびにランダムに変更されますが、事前に値を明示的に指定することも出来ます。

そして、このSeed値を気に入った画像と同じ値にすると、アルゴリズムは同じプロセスで要素を決定するため、気に入った画像と同じ結果を得ることが出来ます。

このように、Seed値は「生成プロセスの再現性を担保するために使用される」言ってみれば、料理のレシピの様な機能です。

Seed値を使用した画像生成

使用したい画像を選ぶ

参考にしたい画像をクリックします。

呪文がたくさん出てきますが、下にスクロールダウンしてください。
Seed値が表示されていると思うので、この値をコピーしておいて下さい。また、左上のResolutionの値も覚えておいて下さい。

「シード値のコピー」と、「Resolutionを記憶」をしたら、スクロールアップしてRemixボタンをクリックします。

シード値と画像サイズの確認

「Use fixed seed」をONにして、先程コピーしておいた、シード値をペーストします。

画像のサイズが、さきほど確認したサイズ(Resolution)と同じかを確認します。

異なる場合は、同じサイズに変更して下さい。

「Add Negative Prompt」が有効になっていることを確認し、Generateボタンをクリックします。

生成された画像の確認

画像が生成されましたので、確認してみましょう。

参考画像
同じシード値を用いて生成した画像

厳密には異なるものの、目で見る限りはほぼ同じではないでしょうか?この様に同じシート値を用いると、元画像とそっくりな画像を生成することが可能になります。

次に、この方法における注意事項を見ていきましょう。

シード値使用時の注意事項

1枚目でお目当ての画像が出るとは限らない

重要なポイントですが、シード値を指定したとしても全てが同じ画像になるわけではありません。

注目いただきたいのはこの番号です。今回の例では4枚生成しましたが、生成された画像はそれぞれ異なっており、お目当ての画像は2枚目にあることが確認できます。

つまり、シード値を指定していてもお目当ての画像が何枚目に出てくるかは生成してみるまで分かりません。

例えば「Number of Images」を1で生成すると、上記のように1枚目の画像だけが生成されてしまいます。今回の場合、1枚で画像生成を試みても永遠にお目当ての画像にたどり着かないということです。

1枚目でお目当ての画像に行き着く可能性も勿論ありますが、期待値から言うと、この方法は4トークンを消費することを前提に考えたほうが良いでしょう。

Prompt Majicを使っていても可能

「Prompt Majic有効」で生成された画像も、同じシード値を用いれば再生性可能です。

参考画像
同じシード値を用いて生成した画像

こちらもほぼほぼ同じ画像が生成されました。ただし、Prompt Majicを有効で4枚生成するということは、8トークン消費しますのでそれなりに痛いです。

まとめ

Remixボタンで思うように画像が生成されない場合の対処方法について紹介しました。

「同じレシピで作られた2つのケーキでも見た目や風味に微妙な違いがある。」それと似たような話で、同じシード値を使ったとしても毎回完全に同じ画像にはなりません。

とはいえ、拡大でもしない限り、ほとんどわからないレベルなので、「こんな絵が欲しい」って時には、活用できるかと思います。

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