旅行記3日目は、ビッグ・ベンド国立公園からロズウェルに向かいます。
はい。あのロズウェル事件のロズウェルです。
とは言え、別にロズウェルUFO博物館に観光しに来たとかではなく、前日問題の発生したレンタカーを交換するためだけに遥々やって来ました。
本日の工程表はこの様になっております
(A)ロッジ in Big Bend NP → (B)Hertz in Roswell → (C)モーテル in Carlsbad
計994km(10時間39分)のドライブです。
朝8時にレンジャーと待ち合わせ
朝からトラブル倍プッシュだ!スマートキーが反応しない
さぁ、今日は400マイルノンストップで運転だぁ
頑張らないと~
レンジャーが来てくれる前に、荷物入れとこう。
と思って、車のドアを開けようとしたのですが、スマートキーを押してもうんともすんとも言わない。
あぁそうか。昨日充電してもらったのにこれすらダメなんだ。
バッテリーが完全に死んでるんだね。
不思議と慌てることはありませんでした。
問題は車に鍵穴がないこと
しかし、これは困りました。
最近の車には割とある設計みたいなんですけど、ドアノブに鍵穴がないんですよ。
ドアノブを引いたりしても鍵穴は見えない。
終わった。
一瞬そんなことが頭をよぎった時、レンジャー登場です。
バッテリが完全に死んでしまってて、鍵すら開かなくなってしまったんです。
もしかしたら、開け方とか知ってるかなと思って聞いてみたんですが、「ハイテク車は大変だな」って感じでレンジャーにも分かりません。
「まぁいいや。鍵も開けてやるよ」って、ロックアウトツール(インキーした時にドアこじ開けるためのツール)を出してきてあっとう言う間に開けてくれました。
そんなものまで持ってるとは流石です。あなたが神か?
それにしても、手際が良すぎませんか?
レンジャーの制服着てなかったら完全に60セカンズです。
(助けてもらっといて、なんて失礼なヤツ ^’c彡☆))Д´) パーン)
そして、レンジャーにジャンプスタートして貰って、めでたく出発です。
ここでジャンプスターターキットを見せてもらって、「なんてCoolなアイテムなんだ」と自分も欲しくなり、これ以降の旅には持参することにしています。
レンジャーさんもそうでしたが、テキサスで会った人は良い人達ばかりでした。
テキサス州、暑いけど大好きになりました(笑)
ビッグ・ベンド国立公園出発しロズウェルへ向かう
さて、さらに問題追加です。
強制的にドアをこじ開けたことで、スマートキーが作動しなくなりました。
つまりドアのロックが出来なくなってしまいました。
戻す方法はきっとあるんでしょうけど、レンタカーなので知るはずもなく。
つまり、ここから導き出された結論は・・・
人が来ないようなガソリンスタンドで、速やかにカウンターに行き満タンに給油。
ロズウェルまで休憩無しでノンストップで走り抜ける。
でした。
最寄りのガソリンスタンドで満タン給油。
ビッグ・ベンド国立公園を出たところに、ほぼ無人のガソリンスタンドがありました。
ここぞとばかりに、速やかにガソリン満タンにします。
そしたら、一気にロズウェルに向け北上します。
エンストしないことを祈りつつ万一のエンストに備え、車間距離を開け走行車線をゆっくり走ります。
そして、レンタカー交換
いやー長い道のりでした。
どこにも観光に行かないなんて、これまでの一人旅史上初めてでした。
バッテリーが完全に故障してしまってね。
スマートキーまで使えなくなってしまってね。
それでね。ここで車を交換するよう、Hertzサポセンの人に言われたから、400マイル先から頑張ってここまでたどり着いたのですよね。
っていう、かわいそうなエピソードを説明したおかげが、Infinity QX70に交換されました。
プレステージコレクションの車なので、かなりグレードアップです。
災い転じて福となすと前向きに考えることにしました。
本日、宿泊する予定だったモーテルにも来れました。
些細な問題で終わって、本当に良かったです。
旅のメモ
バッテリー切れは起こりうる問題だし、準備してたら防げました。
この失敗は日本からの持ち物を見直すキッカケになります。
以下でも旅の安全性、継続性を高めるアイテムを紹介しています。
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