旅行記2日目は、サンアントニオからビッグ・ベンド国立公園に向かいます。
グランドサークルからは大きく外れており、アクセスの悪さからあまり有名ではない国立公園。
そして、このアクセスの悪さが後の悲劇を引き起こすことになります。
本日の工程表はこの様になっております
(A)モーテル in San Antonio → (B)Big Bend NP → (C)ロッジ in Big Bend NP
計655km(6時間38分)のドライブです。
ビッグ・ベンド国立公園(Big Bend National Park)
ウィンドウズ・トレイル(Windows Trail)
この時は何も知らずにのんきにトレッキングに出発。
ここでもテキサス州の暑さの洗礼を受けており、Windows Trailを気温40度の中で歩きます。
90分ほど歩いて、暑すぎるので体力的に限界を迎えてUターンです。
センチュリープラント
一世紀に一度だけ花を咲かせるため、センチュリープラントと呼ばれているそうです。
この時はそんなに珍しい植物だとは認識できませんでした。
国立公園でもらったパンフレットにも特に書いてなかったですし。
なにより、あちこちに咲きまくってましたからね。
所見は「かなり巨大なタンポポですねぇ」って感想でした。
完全に見上げる形になるので、背丈は相当高いです。
山奥のロッジで、車のバッテリーが突然死
タイトルのことが起きました。
携帯は圏外なのでロッジの電話を借り、Hertzのロードサービスに連絡します。
(ロッジのスタッフの方が親切で助かりました)
さて、担当者から「あれを試せ、これを試せ」を言われる通り、
トラブルシューティングを実施していきますが、エンジンは掛かりません。
最後「ジャンプスタートを試せないか?」と言われ、ホテルの従業員の方にお願いしてみます。
すると、「OKだぜ。ちょっと待って」
なんていい人なんだ(´;ω;`)
ジャンプスタートしてもらうと、エンジンは掛かりました。
Hertzからは、「バッテリーあがりかもしれない。しばらく充電して様子見て」
ってことで、一旦電話終了です。
ただ、そう単純ではありませんでした。
そのあと、ホテルの従業員の方がアイドリング状態で1時間くらい、
充電してくれてたんですがエンジンOFF/ONするとやはりかからないとのこと。
ってことで、再度Hertzに電話です。
なんと、ホテルの従業員の方も電話に入ってくれて、計4人で電話会議開始です(笑)
で、まぁHertzの結論としては「車ごと交換」だそうです。
そして、こういうバッテリー突然死は「起こりうる」だそうです。
この時、選択肢を2つ提示されました。
1番は時間が読めません。代車を持って来てくれる訳でもない。
幸いジャンプスタートしてもらえたら、エンジンは掛かる。
なので、2番の自分でレンタカーセンターに行くことにしました。
幸い国立公園にいるので、朝一にレンジャーに来てもらってジャンプスタートしてもらいます。
国立公園の中だとこういうサポート受けられるんですね。知りませんでした。
そして、このレンジャーとの時間の約束なども、全てホテルの従業員の方がやってくれました。
「自分がジャンプスタートしてあげれたら良かったんだけど、昼からの勤務だから、レンジャーにお願いしたよ。朝8時までにホテルのフロントに来ておいてね」
って、控えめに言っても神対応すぎる。
なんていい人(´;ω;`)
車はトラブルあったけど、アメリカのことがますます好きになる///
せめてもの気持ちで20ドルお渡ししました。
最初受け取ってもらえなかったんですけど、
受け取って!私のために!
これはwin-winだ
なんて、訳の分からないロジックで苦笑いで受け取ってくれました。
なんとかなりそう。少し安心しました。
しかし、これは準備してたら防げた問題でした。
この失敗は日本からの持ち物を見直すキッカケになります。
そして、改めてHertz推しになりました。
イザという時の日本語サポートはやはりありがたい。
これ以外にもHertz推しする理由がこちらです。
チソス・マウンテン・ロッジ(Chisos Mountains Lodge)
そんな神対応してくれたロッジがこちらです。
普段、モーテルの写真は載せませんがここは特別です。
設備もベッドも自分が今どこにいるかを考えれば、必要十分です。
ビッグ・ベンド国立公園の夕日
こんな事件があったにもかかわらず、夕日は大変綺麗でした。
明日はエンストしないことを夕日にお祈りします。
しかし、お祈りは届かず明日はさらに状況が悪化します。
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