ザイオン国立公園にひっそりと佇む “The Subway” という絶景スポットはご存知でしょうか?
偶然ネットサーフィンをしていて見つけたのですが写真を見るだけでも魅力的で、ぜひ自分の目で確認したくなり、今回の旅ではThe subwayをメインにしたプランを立てました。
ただし、”The Wave”と同じく一日の訪問数が制限されているため、オンライン抽選もしくは現地抽選で当選する必要があります。
選ばれしものだけが足を踏み入れられる場所、といった限定感、特別感に弱い私です。。
本日の工程表はこの様になっております
(A)モーテル in Torrey → (B)The Subway → (C)モーテル in Kanab
計431km(4時間59分)のドライブです。
The Subway 抽選
抽選システム
The Subwayも、The Wave同様に訪問者数が制限されており、許可証が必要となっています。
ただし、1日の訪問者数は80名までとThe Waveよりは緩めです。
全てインターネットで完結するため、とても便利です。
私はAdvanced lotteryでの当選は外れてしまいましたが、Last Minute Drawingでの当選を目指し、近隣の町に連泊する予定です。
許可証入手についての詳細は、以下の記事をご参照ください。
抽選結果
一回目からはさすがに当たらないだろう。
そんな無欲な心が生んだ結果が、まさかの一発当選キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ちなみに、当選するとこの様な Congratulations から始まるメールが届きます。落選すると Unfortunately から始まるメールが届くのでしょうかね?
The Waveほどではありませんが、当選確率はそれなりにシビアです。
なので、当選するまでに4,5日かかる想定だったのですが、少々想定外の事態です🤣
The Subway 許可証受け取り
許可証を受け取るためには、Visitor Centerを訪れる必要があります。
しかし、私は一発当選するとは思っておらず、前日はキャピトル・リーフ国立公園近くのTorreyに宿泊してました。
このため、朝4時に出発し、Visitor Centerには朝8時到着を目指すというプランになってしまいました。
オンライン抽選なんだから、オンラインで許可証も発行してほしいなぁ
なんて思いつつ、Kolob Canyons Visitor Centerに到着です。
ちょっと早く着きすぎて、Visitor Centerはまだ閉まっていました。
しばらくすると、職員の方がやってきて「許可証か?ちょっと待ってな~」と声をかけてくれました。
Visitor Centerに来ないといけない理由は、軽いオリエンテーションも兼ねてるんでしょうね。
「今日の最高気温は36℃、降水確率は30%、雷雨の恐れあり、鉄砲水の可能性もあり」
など説明を受けた後、「それでも行くか?」と確認されます。
迷わず行けよ!行けば分かるさ!(実際こんなこと言ってませんけどw)と、15ドル支払って許可証を発行してもらいます。
そもそもあの名言は相手に対して言ってますからね。
“Don’t hesitate, just go! You’ll understand once you get there!”
こんな感じの英語になるのでしょうか?(゚Д゚)ハァ?って顔されますねw
The Subwayへ
トレイルヘッドは2箇所
トレイルヘッドとしては2箇所ありますが、スキルによって決めましょう。
観光客にとって1番は相当ハードルが高いので、通常2番を選択することになると思います。
トレッキング開始
片道4時間程度必要らしいので、水はたっぷりと持っていきましょう。
まずは下に見える川を目指すため、山を下りることになります。
急勾配のコースなので、滑りにくい、しっかりとしたトレッキングシューズでお越しください。
最初のうちはトレイルっぽいものもあり、景色を楽しむ余裕もあります。
「基本的に川を上流へ、上流へ進め。場所によっては、膝丈くらいの水の中を歩くことになる」
とレンジャーからアドバイスを受けたのですが、それをしようとすると、岩を乗り越えたりする必要があって、結構体力を消耗します。
さらに、時には川の中を歩くことになります。
最初は川を避けてましたけど、他の人がずんずん入っていくので、私もずんずん行くように・・
いや、むしろ川進んだほうがショートカットになることに気付き、積極的に川を歩くようになります。
ただし、このくらい濡れるのは覚悟しましょう。
靴はグシャグシャになりますけど、暑いので案外心地よかったりします。🤣
上流へ上流への法則に従い、こんなところも登っていきましょう。
途中で、良い感じの棒を手に入れました。
棒を持ってるとテンション上がりますよね?さて、いよいよThe Subwayが見えてきました。
約4時間かけて、ようやくThe Subwayに到着しました。
中はどうなっているのでしょうか?
岩には苔が生えてて、面白いように滑るので気をつけて下さい。
私は二度も転びました。
「だいじょうぶかぁ~?」って言ってくれたおじ様も見事に転んでたから、きっと転んでなんぼの場所なんでしょう。
エメラルドグリーンのプールがキレイです。
見所としては、ほぼココに集約されてる感じで、トンネルも短いものでした。
写真撮って満足したら帰ることにしましょう。
ただし、帰りのルートは登りのルートを加えるため、よりハードになりますので、注意が必要です。
水は4L持っていきましたけど、全て飲みました。
真夏に行く人は4Lと言わず、それ以上あっても良いでしょう。
旅のメモ
正直なところ、もう一度行きたいかと問われると微妙な感じです。期待値が高すぎたせいというのもあるんでしょうけど。
まぁ、残念な結果でしたけど行ったからこそ分かったのです。
そういう意味では行って正解だったのです!!
↓出来れば緩衝材というか、インナーバックに入れた状態で
バックパックに収納しておいた方が良いでしょう。
空いてるスペースにパーカーとかタオルとか突っ込めば、さらに耐衝撃性アップです。
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